5歳のnakanoさん、失踪事件

まいど。北海道の大和くん、見つかってよかったですね!
わたくし、5歳で失踪騒ぎを起こしたことがあります。


当時母親は、自宅から2キロ離れた美容室に、私と一緒に歩いて行くのが習慣でした。

なぜ離れたとこに行ってたのか。もともとその美容室の近くに住んでいて、あとから引っ越したのですが、おそらく美容室は変えたくなかったんでしょう。

美容室内で母親は、僕に絵本を読ませて待たせていたらしいのですが、

気付いたら、僕が居なくなってたんです。財布の入ったカバンとともに

息子と財布を同時に失い、母親は大慌て。ひとまず美容室の近所をさがしまわったのですが、数時間経っても見つからず。

2キロの道のりを息子とカバンを探しつつ歩いて自宅に帰ったら、なんと、

玄関ドアの前で僕がおとなしく座ってたと。財布の入ったカバンをしっかり持って。

本人も財布も無事で、よかったよかった。

 

後日談なのですが、美容室と当時のnakano家の間あたりに住んでいた親戚が、

テクテク歩く5歳児のnakanoを発見してたそうなんです。カバンをしっかりと持った5歳児を。

親戚が集まったときに出てくる鉄板ネタとして長く語り継がれております。道を覚えててすごい、ということではなく、「親の財布を持って消えたヤツ」扱いで。


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