恵方巻きが全国に知れ渡ってはいなかったころのお話
まいど
今日は節分。恵方巻きをお食べになるかたも多いことでしょう。
すっかり、全国の行事になりましたね。
発祥の地は大阪と言われていますが、大阪市阿倍野区民の父と大阪市住吉区民の母とのハーフとして生まれ、大阪市で育ったわたしにとっては
1980年代後半(当時、中学か高校くらい)に突然親が「節分には太巻きたべなあかんらしいで」って言ってきた
というものでした。
さて1990年4月になり、わたしは大阪を離れ、金沢市というところで一人暮らしをはじめました。
迎えた1991年2月。1人で初めて迎える節分。
「おっと、太巻き買わなあかんやん」
と、金沢の街をうろうろしはじめたのですが、どこにいっても「一口大に切ってある巻き寿司」しか売ってないんです。
「切ってないやつないんですか?」ってお店の人に聞いても
「はあ??」と聞き返されるだけ。
恵方もどこにも書いてないしね。
しょうがないので、恵方はオカンに電話で聞き、そして
厚さ1.5cmくらいの巻き寿司を無理やりつなげて
ひとりさみしく丸かぶりしてました。
しかも途中でバラバラになるんだわ。ぴえん。
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